[2005.07.22]
  次・黙示録


 ▼Cellphone Sales Seen at Over 1 Billion(PC Magazine)【英語】
  http://www.pcmag.com/article2/0,1895,1839184,00.asp


 数学的には,1の次は2だが,世の中は1の次が2になるとは限らない。誰かの予想通りにも,進まない。

quote:ガートナー社によると,今年の携帯電話の販売は7億7900万台となり,2009年には1年間に10億4000万台となる。同社のアナリストは,携帯電話は地球上でもっともたくさん作られているコンシューマーデバイスだと述べる。ほかと比較すると,パソコンやテレビの販売は年2億台だ。市場としては中国とインドだけで2007年には2億台となり,特にインドは2009年に中国を抜いて1億3900万台となる。携帯電話の平均価格は2004年の174ドルから,2009年には161ドルになる。

 数年前のアニメをDVDとかで観ていると(現在テレビで放送されているアニメでもそうであることもあるが),なんか変だなと思うのは誰もネットワークも携帯電話も使っていないことだ。もちろん当時は全然普及してなかったんだから出てこなくて当然と云われればそうなんだけど,そりゃすぐ電話するかメールするだろと思うときにそれなしで都合よくお話が進んでいく。確かに,こんな普及は数年前の制作者は思ってもみなかっただろう。日本はインセンティブという不健全なシステムがそれを助長させたのでインチキだが,インセンティブのない地域でも普及しているのだから,総計としては正しい。

 いまテレビアニメを観ていると,一部をのぞくほとんどの作品で携帯電話が出てくる。たぶん数年後に観ても,デバイスの形状や通信システムについては古くさいと感じるだろうが,まぁすべきことはしていると云う感じでお話を受け止めてもらえるだろう。だが,次の変化はすぐにやってくる。その変化とは,なんだろう? デバイスのミニマム化による存在感の消失か,耳と口に当てるという持ち方の消失か,既存の通信システムからWi-Fiシステムへの移行か,エア・ディスプレイ(空中に表示される当人にだけみえるディスプレイ)の追加か? いずれどれも出てくるだろうが,次がどれか考えるのも,楽しい。

return to index

テレワークならECナビ Yahoo 楽天 LINEがデータ消費ゼロで月額500円〜!
無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 海外旅行保険が無料! 海外ホテル